PENTAX review BLOG

テクニック・備忘録

雄大な景色が撮りたい!ってのと「ゾーンシステム」の話

リバウンドでビビットな色彩の世界に浸かっておりました。

が、今回はよいバランスがとれているのです。セレン調に戻ってきたし。

それにしても未だアンセル・アダムスの写真のような雄大な風景の世界を撮りた~いという欲望は満たされておりません…プンプン

まぁ~ね。これで喰っていってるわけではないので、仕方ございません。

荒川土手で我慢するしかないでしょう…シクシク

太陽の周りの雲と空を極力飛ばさないように撮影してみました。下部の橋やその下などのシャドー部分は、現像で持ち上げています。

ここまで輝度差があるとハイライトとシャドーの両端を一枚の写真に収めるには、HDR(ダイナミックレンジも拡張しています)を使うしかありませんでしたが、この程度のかけ方なら寧ろいい感じかなぁ~と。

HDRは、強くかかりすぎな感じがするので、普段は覆い焼きを使うのですが、今回はそれではちょっと間に合わなかったですね。

 

ところで、私、徐々にデジタルでのゾーンシステムの使い方が見えてきたかなという感触をもっております!フン!

始めは、スポット測光で被写体のいろいろな部分を測光して最終的なSSを決めていましたが、やはり、パターン測光で成り行きで撮影し、後でヒストグラムを確認という方法に切り替えてみました。

撮影がグッと楽になりましたね。当たり前かっ!

もっとも、今日はパターン測光に切り替え忘れてスポット測光で成り行き撮影をしておったのですが(笑)

 

加えて、露出の決め方の面でも基準のようなものが。

輝度差のある状況の場合は、本日の撮影と同様、基本的にはハイライトを飛ばさないようにし、現像でシャドーを持ち上げます。

K-5系のダイナミックレンジの優位性は、シャドー部分の強さにあると…実際、現像でシャドーを持ち上げてみると、一見つぶれているように見えるところにもしっかり諧調が残っています。

今日の写真なんかもそうですが、橋や橋の下の部分は背面液晶やPCでRAWをそのまま表示した段階では、ほとんど潰れているのですが、EV調整もしくは覆い焼き、HDRなどで補正するともりもり諧調がでてくるのですよ。

逆にハイライトを飛ばしてしまったかなぁ~って時は、実際、飛んでいることが多いですが(笑)

ただし、これはあくまでも個人的な感覚なんだとも思います。

で、輝度差のあまりない状況の場合は、ヒストグラムのピークが中心よりもやや左寄り(シャドー寄り)にくるように意識するようにしてみています。

 

アンセル・アダムスがやっていたようなゾーンシステムではないのですが、まぁ~そんだけ機材が進歩しているわけですから。

便利に使わない手はないと…アセアセ


空が気になりますわ。

ゾーンを意識しながら撮影していると、空が気になるのですよ。

青空、雲…飛ばしたくないなぁ~って。しっかり写し撮りたいなぁ~って。

不思議ですねぇ~

これまでも空や雲を軽視していたわけではないのですが、まぁ~知らず知らずのうちに、逆光につよいPENTAXのレンズに頼っておざなりにしていたのでしょうね。

そう思ってアンセル・アダムスの写真を見ていると、とても空が重要なポイントになっているような気がするのですよ。

新緑の緑、上野駅を写しているんですが、空が印象的に写せているような…アンセル・アダムズのハナクソ程度にはなっているのではないかなぁ~なんて思っちゃったりしておるのですよ。

感化されやすい人間だなぁ~オレ

すっかり気分はアンセル・アダムスなのです。


お題をいただきましたぁ!ゾーンシステム

昨日のエントリーで真龍さんから「ゾーンシステム」についてのご示唆をいただきました。

早速、にわか勉強してみました。

このゾーンシステムをデジタル現像時にどのように活かしていくのか?って点については、まだまだなのですが、少なくとも撮影では、ひじょ~うに役に立ちそうだなァ~と。

いや、いつのかエントリーだったか、価格の掲示板だったかで、皆さんがどんな測光をしているのか?って疑問をだしたことがあるんですが、昔からどうやって測光し、露出を決めるのか?ということには疑問があったのですよ。

具体的には…これから梅雨にかけて、暗がりに咲いている水滴の花なんかを撮影するときに露出が安定しない!どうすればいいの?ってのが発端なのです…

当時は、スポット測光で標準的な露出(反射率18%グレーのとこ!っていうかそうだと思われるとこ)になるであろうと思われるところを測光し、AEをロック→撮影してみておりましが、なかなか旨くいかない…ってそもそも反射率18%のところってのが、勘で探し当てるのはほぼ無理だし!

それでも、色ごとの補正をなんかを懸命に覚えようと…けなげな努力をしたのですよ。

そのときは、皆さんの回答も「あんまり考えずにパターン測光でやってま~す!」ってご意見が多く、加えて季節は夏へと向っていったので、なんとなくうやむやになってしまっていたのですが…このゾーンシステムによってかなり氷解しましたよ!

なにも反射率18%の点を探す必要はない!

白飛びさせたくないところ、黒つぶれさせたくないところ、あるいは、暗いけど諧調をしっかり残したいところ…そういう点を、どのEV値にあてはめてやればよい!ってことですよね!(って間違ってるぅ~?)

なんかコロンブスの卵のような話でしたわ。

これはいてもたってものいられず、深夜やってみたものです。

街頭の明かりが反射している道路を-2EVに想定してみた。ここのところはまっているセレン調で現像。

これはつい今しがた撮影。

白飛びしがちな空の明るい部分を+3EVに想定、現像で、青空を強調し、覆い焼き効果、レベル補正をやってみた。

曇り空から覗き始めた青空がしっかり写せました。

こちらも、背景の空を+3EVに想定。

現像では、青空を強調、コントラストを若干強めにした。

 

これまでは、デジタルの強みで、パターン測光で撮影し、液晶で確認してその場で露出を適当に補正していたのですが…

ゾーンシステムで撮影することで…なんていうかなぁ~ちゃんとコントロールできてる感があります。

加えて、現像時の明るさの決め方、覆い焼きやHDRのかけ方、ハイライトコントロールの程度などなど、しっかり方針が定まってくる感じです。

 

えらそうにブログなどやってますが、カメラ歴2年程度…浅い知識を痛感させられます。

黒顔羊さんのブログからセレン調に導かれ…真龍さんのヒントからゾーンシステム…ほんと勉強になりますっ!

加えて皆さんのコメントや皆さんブログのお写真の数々…ほんとありがたいことです。

改めて…ありがとうございます!

これからもよろしくお願いいたします。

 

ああぁ~ちなみに、私の勘違い?間違い?がございましたら…是非、ご指摘ください…ね。テヘ!

 

しかし、なぜ?露出をコントロールしただけなのに…こんな写真撮れなかったような

わ…わからん!


パンフォーカス時の立体感騒動。そろそろ締めようかと…

2013年4月12日テクニック・備忘録

ここのところはまっているパンフォーカス時の立体感については、ちょっとだけ光が見えてきているので、現像も落ち着いてきました。

結果的に、パンフォーカス時の立体感ってだけのことではなくなってきしまってますが…

備忘録的に記しておくと…

(1)WBや色はナチュラル系が基本。

(2)露出補正は最低限。

(3)人の目で見た時に近づけるために極力諧調は飛ばさない。場合によってはダイナミックレンジの拡張やHDRも使う。

(4)トーンカーブの曲線はなるべく使わずに、レベル補正でコントラストの強弱をつけるようにする。

(5)カラーごとの明度、彩度は不自然にならない程度に調整する。ただし、ペンタフブルーは意識してます(笑)

(6)シャープネスは必要。ただしかけすぎると気持ちわるくなるので、被写体の輪郭、ディテールがしっかり描写される程度、ギリギリにかける。

現像時にはこんな感じかなぁ~と。

(1)~(3)は、ナチュラルに仕上げるってことですね。

そして、(4)~(6)は人の目にはない機能を使って、ちょっとした感動を演出するってことかなっと。

さらに撮影時のことも加えると…

(7)普通にしているだけでは、あまり見ない構図、角度、距離感、時間帯などなど…

(8)光の捉え方に注意してみる…人の目は、直ぐに自動的な露出補正がかかってしまうし、ダイナミックレンジもめちゃくちゃ広いので、ダイナミックレンジの狭いカメラの特徴を生かすってこと…例えば逆光なんかですね。ん~(3)と矛盾するような…まぁ~時と場合ってことです。

(9)C-PLや魚眼、超広角や超望遠、大口径レンズのボケ、シフト・ティルトレンズなどの効果など…これらは人の目では無理!なので、これらを旨く使ってみる。旨くってのが難しいんじゃぁ~という突っ込みはおいておいて…

(10)そのほか、多分、もっとたくさん…

もちろん、全てを動員する場合もあるだろうし、いくつかの組み合わせってのもあるんだろうと。

 

という訳で…

とりあえず、今回のコダワリ騒動は、ここらへんで勘弁してもらって…今年最後の桜と思われる秩父あたりにこころ晴れ晴れで撮影に行こうかなァ~と思ったりなんかしております。


ああ~疲れたよ。

ここのところの立体感話…追求しているわけですが、若干、疲れ気味なのでございます。

ちょっと横道かもしれませんが…

「ハッするような写真」「感動する写真」とは?ってことにかえって考えみる必要もあるのではないか思ってみたりしています。

 

そもそも、人って自身が見たこともないような画に驚いたり感動するのではないかと。

もちろん、見たことのない景色や物、動物など初見のものには、やはり、インパクトはあるし、驚きもする…でも、これは当たり前。

日常的に目にする景色や風景、花や物など、こういう被写体を如何にして感動する画にしていくのかってのが、写真の醍醐味なんであろうと思うわけですよ。

例えるならば、定番の風景スポットに人を連れていって「ここの景色が凄いのは知っていると思うけど…実は、この時間帯に、この場所から、こうやって見ると…どう?もっと凄い景色でしょ!」ってのと同じようなもんなのかなぁ~と。

わかりにくい例えだなぁ~

まぁともかく、写真ってのは、そのもっと凄いでしょ!ってのを枠内に表現するものなのかと。

要するに、同じ富士山の写真なんだけど…僕は、こういう時間に、こういう場所から、こういう角度で、こういう風に切り取ってみたんだよ!すごく綺麗でしょ!ってことかなぁ~と。

 

ここ最近こだわっている立体感ってのも、その感動の種のひとつなんだろうと思っているわけですよ。

人の視覚って基本パンフォーカスで認識しているので、単たるパンフォーカスな写真では、実物の立体感は感じられないだろうと。

そこを超えるなにかが必要なんだろうってこってすね。

平面パンフォーカス写真なのに、なぜか、目の前にその景色があるような迫力、臨場感、立体感が感じられる…ここを求めたい!

 

まぁ~ボケってのは人の視覚の対極にあるものだから…感動させやすいよね。でも、すぐにそこには行きたくないのですよ。

ああぁ~へそ曲がりな性格だなぁ~俺!

だから疲れるのよね。

なので、今日はちょっとコーヒーブレイクなのでありました。


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